© 虹乃ノラン All rights reserved.
289円の還付申告
なにやら初夏の温度、というのがありますが、なんとなくそれを感じて、はやいなあと思いつつ、いえ、まったく早くないのだ。時は既に4月も末なのである。
光陰矢の如し
光陰=光とは「日」であり、影とは「月」なのだそうです。そのまま月日、年月、時間を指している。
矢
矢ですね。射抜かれてますね。眠れていても、眠れていなくても、ビューンと飛んでいきます。
Time and tide wait for no man.
置き去りにならぬよう。
何に置き去りに?
自らの思いと行動に。
命のカウントダウンと共に、意志に添った己の脈動の歩みが、揃って存りますように。なるべくならば、一人でも多くの命を持つ存在のために。
胃が痛いがワインをかっくらう、つぶやきにて。
沁みます。ダメです。
ハイ。
タイトルに戻ります。
289円の還付申告。そんな時期です。2月に確定申告して、還付通知が届きました。今回は、289円。
289円です。
289円です。
なんどいってもいい。289円です。これが私が昨年度に支払った、執筆に関する収入に関して支払った税金の還付金額です。
本年度は、この40倍くらいは還付する見込みですが。
それでも1万行かないんでしょうね。税金です。
それでもこれが、名目上、作家としての収入に対する税務署とのやり取りなわけですので、ほんの小さな一歩ではありますが。
食わねば!!!
ネコズを食わせねば!!!
快適な住居を保たねば!!!!
という、
己の生活環境の維持と、クオリティライフのために、仕事として、がんばります。
もちろん、吐かねば存れないというほどの、淀みから生み出される作品はあるでしょう。あります。でもそういったものは、とても繊細で、場合によっては汚くて、ぐちゃぐちゃしています。
とても、商業に載せられる「商品」にはなれない場合が多いのでしょう。
それでもおそらく、表現という形で、生み起こす人たちにとっては、それは膿であり、自らが漂ってきた海でもあり。
膿の海。
それをひとつは、おそらく残すのでしょう。
絵であれ、写真であれ、造形であれ、文章であれ。
胃が痛い。
眠れない。
音がすれば飛び起きる毎日。
それは守りたいものがあるから。
護りたいものがあるから。自分が生きていたいと思う。
それでいいのだと。
感謝に。
ファンタジー大賞出してみます。ひと月改稿してみます。
己の膿を、昇華する作業というものに、移行しているのだろうと思います。
濾します。きれいになれよ。
願わくば、おそらくこれは、ほんの少しの人だとしても、きっと共感していただけるはずのものであろうと思うから。
それは、私の枠をこえて、すでにそこに生まれているものだから。
すみません。
私は、要らないのです。これを受け止めた方々が、居てくださればいいのです。
それを願います。
そしてそれは、今ここにいる、さんにんの猫たちにとっても。一秒でも楽しく健やかで心地よい
ひとときがありますように。
それが幸せです。
あなたにも。
どうか。
ありますように。
画像はね、これが欲しいのです。それだけです。
ハイ。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
清流の国ぎふショートショート文芸賞 受賞式・講演会へ行ってきました。
清流の国ぎふショートショート文芸賞の授賞式と、特別審査員を務められた米澤穂信さんの講演会に参加するため、岐阜県図書館に行ってきました。 …
この記事へのコメントはありません。